大阪北部地震を受けてわかった!マンションって本当に地震に強い!

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのマサです。

2018年6月18日に大阪北部で震度6弱の地震がありました。

私、大阪に住んでおります!

朝の8時頃にドドドンッと地鳴りのような大きい音とともに、体が浮いたと思うくらいの揺れを感じました。

揺れた時間は短かったのですが、阪神淡路大震災規模の地震かと頭をよぎりました。

新幹線も在来線も、全て一時的ですが止まっていました。

自宅マンションのエレベーターは7時間近くたっても稼働しませんでした。

非常階段での昇り降りなだったので、4階に住んでてよかったです(笑)

日本は地震大国なので、戸建てやマンションを購入するときは、いざという時にどうなるのかを把握しておかなければいけません。

最近はマンション経営をしている人も多いですし、不動産投資をしようかと考えている人の参考にもなるように、地震頻度と耐震についてみていきます。

日本はどれくらい地震がおきてるのか?

気象庁の発表によると2017年度の地震回数は2025回もあったようです。

東日本大震災があった2011年の1万680回と比べると少なく感じますが、それでも平均1日5回以上は地震がある計算になります。

地震大国日本だからこその耐震基準と耐震技術

世界各国、地震の頻度や強度がまったく違うのと同じで、建物を建てるときの基準や地震の強さにも大きな違いがあります。

例えば、フランスは地震がほとんど起きません。

なので高速道路の柱も日本と比べてかなり細く、柱の地中の深さも日本に比べれば浅いです。

そのなかで、日本の耐震基準や耐震技術は、世界各国が手本にするほど高いものなんです。

建築基準と耐震基準

日本の建物は建築基準法に則って建てられていますが、その中の一つに耐震の基準があります。

建築基準法は1948年の福井地震の被害から1950年に制定されました。

それ以降、大地震が発生するたびに改正されていきます。

新潟地震(1964年)と十勝沖地震(1968年)を受けて、1971年に木造の建物では基礎部分をコンクリートに、マンション内部の鉄筋コンクリートの柱部はより強いものにすることを義務付けられました。

そして、宮城県沖地震(1978年)の影響で、1981年に耐震基準が大きく変わりました。

1981年5月31日までに建築確認を受けた建物は旧耐震基準、それ以降を新耐震基準と呼ばれています。

旧耐震基準と新耐震基準

耐震について、1981年の改正がターニングポイントです。

旧耐震基準の耐震内容

1995年1月17日の阪神淡路大震災や、2011年3月11日の東日本大震災など、震度6強から7に達するほどの「大規模地震」を想定していないのが、旧耐震基準です。

中規模地震(震度5強ほど)では、「倒壊しないこと」という基準までに留められていました。

・大規模地震(震度6強~7程度)は基準なし
・中規模地震(震度5強程度)は倒壊しない

新耐震基準と旧耐震基準の比較

新耐震基準は旧耐震基準とどれくらい変わったのか比較します。

【大規模地震に対して】

旧耐震基準基準なし
新耐震基準倒壊・崩壊しない

【中規模地震に対して】

旧耐震基準震度5強ほどでは倒壊しない
新耐震基準ほぼ損傷しない

ほぼ損傷しないというのは「かるいひびが入る程度」のことです。

阪神淡路大震災と東日本大震災のマンション被害統計

従来よりも地震に強い新耐震基準のマンションが、実際の大震災でどれほどの被害があったのかがこちらです。

阪神淡路大震災(震度7)

新耐震基準(1981年6月1日から)が施行されてから、初めての大震災です。

1970年以前を「旧耐震期」、1971年~1980年までを「移行期」、1981年以降を「新耐震期」と分けて建築されたマンションの、被災度を集計したものが下記の表です。

出典元:東京カンテイ「被災レポート」より

この表の注目部分は大破の件数です。

大破とは、「主に構造部分(骨組みにあたる場所で基礎杭や土台、柱など)に致命的な損傷を受け、建物として機能しないと考えられる」状態のことです。

新耐震基準で定められている「倒壊・崩壊」だけではなく、構造部分の致命的なダメージも大破ということです。

旧耐震期では大破割合は366件中31件(8.5%)、移行期では1811件中42件(2.3%)に対して、新耐震期は3084件中10件(0.3%)です。

新耐震基準で建てられたものは、旧耐震基準と比較して、地震にかなり強い構造になっていることがわかります。

ですが大破が10件あるので、新耐震基準が定めている「大規模地震(震度6強~7)では倒壊しない」という証明にはなりませんでした。

東日本大震災(震度7)

阪神淡路大震災以後の大規模地震です。

耐震技術も阪神淡路大震災の教訓から大きく飛躍しました。

出典元:東京カンテイ 高層住宅管理業協会:東日本大震災の被災状況について より

大破したマンションが一件もないという結果になりました。

被害のほとんどが無しか軽微なものということです。

素晴らしいですね!!!!

新耐震基準で建てられたものは地震での倒壊は考えにくい

これらの資料からもわかる通り、日本の建築技術や耐震技術は日々研究向上しています。

もちろん建物の修繕や管理がしっかり丁寧にされていることが前提にはなりますが、地震での倒壊・崩壊は考えられにくいのではないでしょうか?

ちなみに耐震とは別で免震という建築技術もあります。

同じように考える方が多いのですが、これは全くの別物になるので注意してくださいね。

また機会があれば耐震構造と免震構造の違いを記事にできたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です